債務整理とおまとめローンはどちらを選ぶべきか

債務問題を抱えてしまった場合の解決策にはいくつかの方法があります。債務整理はまさに問題解決策の最たる例と言えますが、場合によっては債務整理をせずとも問題を解決できる場合もあります。その方法のひとつとなるのがおまとめローンです。おまとめローンを利用すれば債務を一本化し、返済の管理を簡単にし、利息に関しても減らせる可能性があります。

では債務整理とおまとめローンの二つのうちどちらを選ぶのが良いのかというと、これは条件によって異なります。しかし返済できる見込みが無い、もしくは著しく困難だというのであれば債務整理をした方が良いでしょう。その情報は信用情報に記載されてしまいますから一定期間新たな借入ができなくなるという問題はありますが、それ以外にはさほど大きな問題はありません。むしろ返済の見込みが無いのに無理をして債務を一本化しても、最終的な結果としては同じになってしまいます。

それならば最初から債務を整理してしまうべきでしょう。加えて、おまとめローンを借り入れた際には過払い金に関しても返済をしなくてはならないというデメリットがあります。比較的最近になってから借り入れた人なら気にしなくても良いケースが多いのですが、2006年以前から借り入れをしていた場合、法律で認められた上限以上の金利で返済をしていた恐れがあります。それを返還してもらわずに債務の一本化をするとなると、それは返済する必要のない金額を含めて借り入れをすることになります。

とはいえおまとめローンであれば信用情報に記載されないというメリットもありますので、最終的な判断は状況を総合的に見て決めるべきとなるでしょう。

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